気ままに創作。

今日は手持ちのボイスレコーダーに
憂夜さんと店長の会話（4/7記事参照）を
録音してにやにや一人で聞いてました。
えぇ、何か変態っぽいです。(笑)

どうも携帯からご覧頂いてる方が
多いようなので改行を短めに
取ってみてるんですが…
どうなんでしょう。
私の持って回ったような文章では
改行を多くするとやたらめったら
長くなるので、それもどうかと
思ったり。

よろしければ、ご意見等
頂けると嬉しいです。

そして小説…今日は
空也さんonlyです。
出張ってます。
銀座…じゃなかった
新宿№1…　Σ(ﾟДﾟ|||)━
恐ろしい子。

空也さんは素敵です。
（何いきなり）
大好きなんですが、難しいです。
憂夜さんばりに動いてくれません。
二人とも店長を
見習うといいよ…(泣)

それでは。へっぽこ
空也さんですが、どうぞ。

*そんなんじゃ足りない*

いつも僕の接客に露骨に
顔をしかめる貴方。

その顔が見たくて、わざと少し
過剰気味なサービスを
している…と言ったら貴方は
怒る…か、それとも
呆れるだろうか。

エルドラドの奥にあるホスト専用の控室。
店内と同じ系統で纏められたこの部屋の
居心地はそう悪くない。
他のスタッフにあらかた支持を
出し終えると、革張りの
ソファに身を委ねた。

（ねぇ、高原さん・・・・）
心の中の彼女に問いかける。
いつもの闊達な言動や行動に
惑わされがちだが大人の女性としての
落ち着きも十二分に
持ち合わせた人だ。
きっと後者だろう。

最近、憂夜さんにも随分と
嫌そうな顔をされる。
実際に電話で何度か釘も
さされたが、直接彼女と
二人では店に来ないことを考えると…

（少しでも僕と彼女が親密な
様を見たくない…か？）

本来ならジョン太あたりなど
付けずに、自分が
彼女に付いて来る筈だ。
それこそ、大切な姫を守ろうとする
番犬のように。

それをしないのは、きっと彼女への
独占欲の裏返し。
普段のポーカーフェイスが、高原さんと
話していると崩れがちになるのに
気づいているのは
恐らく僕だけじゃない。

「さしもの憂夜さんも、想う女性の
前では只の一人の男、か」

それでも。
この胸に芽生え始めているのは
彼女への信頼や尊敬とは別の物。
そして彼女が僕へと、ふとした瞬間
見せる戸惑いは。。。

「まだ勝負は決まっていない…」

口をついた言葉は
誰に向けてのものだったか。
高原さんか、それとも憂夜さんか。
多分、両方だろう。

（もっと、貴方を僕に
見せて下さい、高原さん）

そう思いながら触れた胸の
薔薇は、どこまでも
瑞々しい輝きを放っていた。





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