忍者ブログ
その時気になった ドラマ、小説、アニメ等の 創作小説を書いていくブログです。 や、ほんと初心者です。 皆さんの素晴らしブログの数々に 勉強させていただく毎日。 当然のことですが、upした作品は 公式の物とは全く関係ありません。 今後も生温かく見守って頂ければ幸いです。
| Home | About | 初めに | 小説(長編) | 拍手お返事 | 小説(短編) | その他 | 目次 | 携帯版HP用拍手お礼SS | Other |
[9]  [8]  [7]  [6]  [5]  [4]  [3]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

一日一インディゴ。

出勤時間前に録画した
インディゴの夜を見てきた
私ですが何か(爆)

あんまり、空也さんを
書く機会がないんですが
大好きです、空也さん。
空也さんの出てらっしゃる
箇所は巻き戻してみたりします。
特にギカントカワユスとか
ギガント萌(笑)
エルドラドは何処に
あるのでしょうか…。


今日はちゃんと
憂夜さん×晶さん風味。(多分…)
桜の奇麗な季節ですね。お花見万歳。
それではどうぞ。
*指切りの代わりにキス*


久々にクラブ・インディゴに
祐梨亜が遊びに来た日。
メンバー全員の妹的立場になっている
祐梨亜は、すっかりお姫様扱い。
邪険に扱ってるように見える樹も
どう接していいか分からない風で
なんだか可愛い。

そんなことを思いながら階段の下を
眺めていると、背後から声が
聞こえてきた。

「楽しそうですね、店長」
「あ、憂夜さん。ごめんね、何か
用事だった?」
「いえ。何やら下が楽しそうなので
様子を見に来ました」
「そうなのよ、祐梨亜のテンションが
思いっきり上がっちゃってて」

アレックスの腕にぶら下がって
歓声を上げている祐梨亜を
指すと、憂夜さんもすごく
優しい頬笑みを浮かべてる。

「幸せそうですね、今の彼女は」
「うん。お母さんもちゃんと一緒だしね」

たまたま今日は仕事で来ることは
出来なかったけど、ここまで祐梨亜を
送ってきた彼女の母親。
彼女は以前、子育て放棄寸前まで
仕事にのめり込んでいた。

その母親の気を何とか引こうと
家出した祐梨亜は誘拐事件に
巻き込まれて。
でもエルドラドの空也の助けもあって
無事に母親の元に戻り、今は
親子関係も良好みたい。
母親も父親と協力して、仕事と家事の
両立をこなしてるっていうし。

「母親って強いよねぇ…やっぱり」
昨年あっさりと逝ってしまった
母親のことを思い出して呟くと
すっと憂夜さんの空気が
変わった気がした。

(この人は…相変わらず
私に甘いんだから)

「店長…」
「大丈夫よ、憂夜さん。私には
皆がいる。それに…
憂夜さんもずっと傍に
いてくれるんでしょ?」

ちょっと恥ずかしいけど
でもこれも本音。
母親が死んだ後は、天涯孤独な
気分に襲われたこともあったけど
今は違う。妹の貴子達も今は
海外だけどたまに連絡は
くれるし、この前は
誕生日カードだって
送ってきてくれた。

『早く良い人見つけなきゃ!!』とか
書かれてて、それを憂夜さんに
見つかった時はめちゃくちゃ焦ったっけ。

そんなことを思い返していると
後ろからそっと抱きしめられる。

「晶さん…」

めったにない名前呼びに、あぁ、この人も
今幸せでいてくれるんだなと実感する。 

「こんな場所じゃ、皆に
見えちゃうんじゃない?」
事務室を出てすぐの階段の手すりの傍。
私たちの定位置ではあるけど、一階の
メンバーたちがちょっと顔を
上げれば確実に見つかりそう。

「見せつけてやればいい、と
俺は思うんですが」

いつもクールな憂夜さんの拗ねた
台詞に思わず吹き出す。

「晶さん…」

抱きしめる腕の強さで文句を言われても
可愛いものは可愛いんだから
しょうがないでしょ?

「うん、でもね?やっぱり…ちょっとね」

家族の様に過ごしているメンバーに自分の
恋愛を見られるのは、何と
いうか…やっぱり恥ずかしい。

「分かりました。では、その代わりに」

くるりと憂夜さんの方に向かされると
そっと取られた左腕を大きな手で
二の腕から手首までゆっくりと辿られる。

「・・・・っ!!!」
慣れない感触に身体がぴくんとふるえた。

「俺の誓いを貴方に」

口付けられたのは左手の薬指。

「何があっても俺は貴方の傍にいます。
他の誰がいなくなってとしても
俺だけは傍にいる」

熱い吐息交じりに囁かれる告白に
目の奥が熱くなる。

「だから、晶さん。他の誰でもない
俺を必要として下さい。
…ずっと傍にいさせてください」

いつも誰よりも私の傍にいる癖に
この人はまだ私を
求めてくれるらしい。
その想いをくれた彼に、私も…ちゃんと
気持ちを返したい。

「憂夜さんも・・・私を
必要としてくれる?」
「勿論。俺には晶さん以上に必要な
人なんていませんよ」
「ありがと、憂夜さん」

私も憂夜さんの左手を取ると、軽く
キスをする。

憂夜さんを下から見上げると
ほんのりと顔が紅い。
めずらしいかも、これは。

「…照れてる?」 

「照れてません」

即答するのがそのまま肯定している
ことに気付いたのか
紅いままの顔で眉を顰めてる
憂夜さんは、やっぱりどこか可愛くて。

「二人だけの約束ね?」

そう言うと、軽くキスを交わした。

下では、何やらジョン太達が
盛り上がっている。
今は桜が奇麗だから、きっと
祐梨亜を連れてお花見にでも
行くのかもしれない。

甘い時間に酔いながら、桜の下で
笑いあう皆を思い描いて
また幸せに浸った。



-インディゴメンバー+αのツッコミ-
「後ろ向いてりゃいいってもんじゃ
ねぇぇっ!!逆に気になるし!!」
「いや、分かってて
やってるな。憂夜さん」
「見せつけてるってこと?何で?」
「俺らへの牽制っすかね」
「いや、嫌がらせじゃね?」
「店長ぉぉぉっ!!」×2
『バカ、静かにしろアホ兄弟!!』
「Happy marriage!」
「それはマダ早イ気がするネ」
「え~でも、あれ
プロポーズだよね?」
『コラ!子供は見ちゃいけません!!』
「何でよ~!!お互いあれだけ言っといて
気づいてないとかナシでしょ?」
「まぁ、そうなんだけど…」

『店長だからなぁ・・・・・・・・』


***************************************************


終わってしまえ。
とっくにメンバーには気づかれちゃってる
二人の関係とか萌。

はい。相変わらずの馬鹿話で
申し訳ないです。
当初の予定では
祐梨亜ちゃんと
インディゴメンバー全員で遊園地。
そこでのお話を
考えてたんですが、
憂夜さんに
遊園地って!!
ってセルフ突っ込みで
回避しました。
や、行きたいけど。
憂夜さんと遊園地。
お化け屋敷で抱きつくとか
ベタなことをやってみたい(笑)

最後まで読んで頂いて
有難うございました。
ちなみに最後のメンバーツッコミは
お好きな割り当てでどうぞ。
口調で大体限られちゃうんですけどね(汗)

2010.4.6
-さえこ-

恋したくなるお題 配布 様より
キスの詰め合わせ
06. 指切りの代わりにキス+10. 薬指にキス


にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
↑よろしければクリックをお願いします。

拍手[39回]

PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[12/26 NONAME]
[05/31 綾香]
[04/28 バッグコピー]
[04/28 バッグコピー]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
さえこ
性別:
女性
職業:
普通の事務員です。
趣味:
食べてごろごろ、たまに料理。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
お気に入り
アクセス解析
Powered by Ninja Blog Photo by 戦場に猫 Template by CHELLCY / 忍者ブログ / [PR]