気ままに創作。

連載も大分佳境を迎えてまいりましたｗ
こんばんは。さえこでございます♪

連載の為に撮りだめしておいたインディゴを見てるんですが…
やっぱ…‥
イイネ!!｡：+.(･∀･).+v

今書いているのが丁度29話辺りなのでもう、舐めるように見入っております(笑)

案外、司も晶に本気になってたんだろうなぁ…とか、でも司悪人だから!!晶さんは憂夜さんのだから駄目!!とか思ってますｗ

ホントに熱が冷めませんね。
驚くべしインディゴ!!
フォトブックまだか!!!!
（↑買いそびれて予約する羽目になった人）

それでは。
今日は夜中までにもう一本位上げれそうな気配なさえこでしたｗ

あれ…また自分で自分の首絞めてる…？
良いんです。
それくらいしないと!!(ドMか)

連載４話め。
今回はちょっと短めです。

でも大好きなシーン且つ憂晶好きには外せないシーン
ですよねっ!!?…ね？
（不安になってきた）

それでは。『続きを読む』からどうぞ <(_ _)>

*ただ貴方のことが　-4-*
（憂⇒晶）

涙を流す貴方を只、美しいと思った。

メンバーどころか、俺にも見せない所できっと何度も切ない想いを涙に変えて。

何時だって晴れやかに力強く貴方は笑うから。
（―――誰も気が付かなかっただけだ）

「ねぇ、憂夜さんだったらどうする？」

―――俺に答えられる訳が無いんですよ。

貴方の幸せをこんなにも願っているから。

「わたしっ…どう･･･したら･･･どうしたらいいのかな･･･」

―――俺に聞かないで 。

涙に震える肩を抱き寄せてしまえば、貴方の幸せを遠ざけてしまうかもしれないのに。

「信じるとか信じないとか、結局は自分の心に聞くしかありません」

―――この心は貴方には

届かない。
届けない。

それでも。

「私たちは店長の幸せを願っています」

（ただ貴方の幸せだけを）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

インディゴで行われる予定のバレンタインイベントの準備も終盤に差し掛かった頃。

失踪していた筈の店長の婚約者は、開店準備中の店に突然姿を見せた。

今思えば、突然現れ彼女を「香港に連れて行く」
と言って連れ出そうとした男はその時既に狂気に犯され始めていたのかもしれない。

『3日だけ待つ』という言葉に彼女の心は千々に乱れた。

彼が帰った後、こらえきれずに俺の前で大粒の涙を零す程に。

―――無理も無いのかもしれない。

いつか、必ず迎えに来てくれると。

そう信じて待っていたのに、当の婚約者は突然現れ、こちらの環境も感情も置き去りにしたまま、ただこの場所から自分を連れ出そうとしている。

それを簡単に受け入れてしまうには彼女はこのインディゴを愛しすぎていた。

「私、彼の何を信じたんだろう…」

インディゴのメンバー達によって暴かれていく、婚約者の失踪の真相。

――― 闇賭博、暴力団、国外逃亡。

彼に付いて海外へ出てしまえばその先の末路など見えているのに。

――――　俺が止める前にジョン太達も止めるだろう。
だが、それでも彼女が婚約者に付いて行く事を選んだら？

「店長、藤崎さんがお見えになりました」

結局、俺が苦しんでいる彼女に出来ることなど何一つありはしなかった。

 

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