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その時気になった ドラマ、小説、アニメ等の 創作小説を書いていくブログです。 や、ほんと初心者です。 皆さんの素晴らしブログの数々に 勉強させていただく毎日。 当然のことですが、upした作品は 公式の物とは全く関係ありません。 今後も生温かく見守って頂ければ幸いです。
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ちょっと大人な表現がしょっぱなから出てくるので
苦手・お嫌いな方は全力でスル―して下さい。
これ、大事。

…よろしいですか?
それでは。

≪続きを読む≫からどうぞ。

You are mean!
(憂×晶)

梅雨に近付きつつあるこの季節の闇が含む湿り気は、羽織る物のない素肌に纏わりつく。

「‥‥晶さん?」

つい数分前まで小さな喘ぎ声を絶え間なく上げ続けていた小さな唇は、誘う様な隙間を残したまま規則的に呼吸を繰り返していた。

(眠ってしまった、か)

……少しつらい思いをさせてしまったかもしれない。

薄手のタオルケットを細い肩に掛けながら、そう思う。

『いいから‥‥ね?お願い』

彼女の身体に傷を作りたくは無いと、緩やかになりがちだった動きを、濡れた眼差しで止められ、強請られて。

焼き付きそうな理性を掻き集め、辛うじて襟元からは覗かない部分に強く、小さな痕を幾つも散らした。

涙の跡が残る目元を軽く拭うと起さないように静かに身を起こす。

オーナールームのベッドは二人肩を並べて眠るには少し狭い。

「憂夜さん…?」

微かな揺れに目を覚ましてしまったのか小さな声が薄闇に響いた。

「‥‥帰る?」

所在なさげにシーツを辿る指は、俺の腕に触れるまであと少し、という所で緩く握られてしまう。

───触れてくれればいいのに。

「貴方は帰って欲しいんですか?」
「…そんなこと言ってない」

───こういう時の憂夜さんは、意地悪だと思うわ。

そう拗ねたふりをする彼女が愛しくて仕方がない。

「喉が渇いたでしょう?今アイスティーをお持ちします」
「……ん、ありがと。…あ、憂夜さん」
「はい?」
「ごめん…上、着てくれないかな」

差し出された彼女の手が握りしめているのはベッドの端に投げ出されて少し皺になった黒いシャツ。

「……今日は随分と
蒸し暑いですね」

「憂夜さん‥‥」

頬を赤らめる彼女をずっと見ていたい、などと思う俺はやはり『意地悪』なのかもしれなかった。

**************
し、下は履いてる…よね?
(誰に聞いた)
ちょっと詰まり気味だったので
リハビリに小品を…と思ったら
あの人が大暴走しました。
ワタシノセイジャナイヨ。
ちなみにタイトルの
「You are mean!!」は
『憂夜さんの意地悪っ!!』と
訳して頂いて何ら問題は
無いと思われます。

2010.5.8
-さえこ-

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